週刊少年マガジン(2020/02/26発売号)連載の『なれの果ての僕ら』7話のネタバレストーリーと考察についてまとめました。
『なれの果ての僕ら』7話ネタバレストーリー&考察
事件概要
1話の冒頭で事件の概要・被害などが語られています。
首謀者である夢崎みきおは同窓会と称して、四ノ塚小学校元6年2組のクラスメイトたちを呼び集め監禁。
事件発生直後に1名が硫酸による科学熱傷及び呼吸困難により死亡。
その日のうちに更に2名が毒物による中毒死。←7話はココ!
事件2日目。仲間同士で殺し合いを始め、1人が頭部が砕け散り、2人は内蔵が破裂して死亡。
そして首謀者である夢崎みきおも死亡。
その日の夜、2名が投身自殺。死体は全裸で抱き合っていた。
事件3日目。激しい争いが発生し、2名が死亡。
発生から52時間23分後に機動隊の突入をもって解決された。
事件解決までに命を落とした者は計12名
概要では死んだ人数が11人ですが、計12名となっているのは、みきおが事件よりも前に殺害した谷口純太の人数も含まれているからだと思われます。
クラスメイトやその死因に関しては違うページでまとめています。
ネタバレストーリー
前回まで
盗まれた毒瓶の一本は未来がみきおを殺害するために盗んだもので、もう一本は山口茉莉花が盗み、相沢を殺害していたことが判明。
詳細は↓
7話あらすじ
- 山口茉莉花は相沢を殺害した弱みを理由しょーやんに犯されそうになるが逃げる
- しょーやんは相沢殺しの犯人が山口だと暴露
- 山口はクラスメイトたちに捕まり、殺した理由を相沢、倉本、小山内に苛められていたからだと告白
- 山口の処遇を決めるために、学級裁判を行うことになる
考察
山口が相沢を殺すように誘導したのは、みきお?
最初の毒物リレーにおいてみきおは、雨宮が委員長(橘公平)に苛められていた過去を知っていたので、委員長(いじめ加害者)⇒雨宮(いじめ被害者)という順番で毒物リレーを仕組みました。
被害者である雨宮が加害者を救うのか、確かめたかったのでしょう。
しかし次の毒物リレーでは山口(いじめ被害者)⇒相沢(いじめ加害者)という順番でした。
みきおがこの2人の関係を知らなかったとは思えません。
つまり、みきおは今度は加害者と被害者を入れ替えることで、 山口が相沢を自主的に殺すように誘導した のではないでしょうか。
怖い男です。
ネズの過去
山口はいじめをしたのに、何もなかったように同窓会に参加しているクラスメイトのことを罵倒しましたが、それ以上にネズに対して怒りをぶちまけます。
ここで今までスルーされていたネズというあだ名について気になりました。
ネズは小学生時代は1番背が低かったようなのでネズミのネズという意味で命名されたと推察します。
でもネズミって良いイメージないですよね。
もしかすると、ネズも苛められていたという可能性が。でもネズは何事もなかったかのように同窓会に参加している。だからこそ同じ苛められっ子だった山口はムカついているということです。
そう考えると雨宮がネズに惹かれているような、苛められっ子同士でシンパシーを感じていたという理由で納得がいきます。
次回は学級裁判が行われるということなので、新たな証言など出てきそうです。
学級裁判を提案した人物も気になります!