『なれの果ての僕ら』73話ストーリー&考察 最後の犠牲者 記者の行動振り返り

サスペンス・ミステリー
スポンサーリンク

マガポケ(2021/06/30更新)で連載の『なれの果ての僕ら』73話のネタバレストーリーをまとめて考察しました。最後の犠牲者が判明。さらに記者の正体が判明したので今までの行動を振り返りました。

『なれの果ての僕ら』73話ネタバレストーリー&考察

事件概要

1話の冒頭で事件の概要・被害などが語られています。

首謀者である夢崎みきおは同窓会と称して、四ノ塚小学校元6年2組のクラスメイトたちを呼び集め監禁。

事件発生直後に1名(タカポン)が硫酸による科学熱傷及び呼吸困難により死亡。

その日のうちに更に2名(小清水唯・相沢すみれ)が毒物による中毒死。

事件2日目。仲間同士で殺し合いを始め、1人(坂本)が頭部が砕け散り、

2人(桐嶋未来)は内蔵が破裂して死亡。

そして首謀者である夢崎みきおも死亡。

その日の夜、2名(石井礼夏・長谷部弘二)が投身自殺。死体は全裸で抱き合っていた。

事件3日目。激しい争いが発生し、2名が死亡(夢崎亜夜子・先生?)。73話はココ!

発生から52時間23分後に機動隊の突入をもって解決された。

事件解決までに命を落とした者は計12名

概要では死んだ人数が11人ですが、計12名となっているのは、みきおが事件よりも前に殺害した谷口純太の人数も含まれているからだと思われます。

クラスメイトやその死因に関しては違うページでまとめています。

 

ネタバレストーリー

前回あらすじ

先生がすでに教師を退職しており、生徒たちを死ぬほど憎んでいたことが判明

詳細は↓

『なれの果ての僕ら』72話ストーリー&考察
マガポケ(2021/06/23更新)で連載の『なれの果ての僕ら』72話のネタバレストーリーをまとめて考察しました。

73話あらすじ

数行あらすじ
  • 先生は憎んだ生徒たちと心中するような気持ちで同窓会に参加していた。
  • 事件を知ったネットユーザーが先生を叩く
  • 謎のインタビュアーは先生の親友で、先生の汚名をそそぐために真実を伝えようとしていた。
  • ネズに罪を負わせたいため、先生はネズに自分を殺してくれと要求する。

 

最後の犠牲者は先生?

最後の描写ではネズが拳銃を撃つところで止まっているので確定ではないですが、最後の犠牲者は先生ということになりそうです。

記者の正体判明 今までの発言は

後日談としてインタビューしていた謎の女性は、 先生の親友 でした。

そしてインタビューしていた理由は、事件後も叩かれ続けている親友の汚名をそそぐために、真実を世に伝えようとしたからです。

そこで過去の気になった発言をまとめました。

18話

月岡へのインタビューにて

記者「夢崎みきおには何か別の目的があった、それを解明しないと事件は本当の意味では終わらない」

19話

溝口へのインタビューにて

記者「夢崎みきおが何か予言めいたこと言ってなかった?すべてが終わった後、あななたちが解放された後のことについて…」

 

45話

溝口にインタビューしている場面です。

溝口が極限状態で善性を保つなんて無理、実験するまでもないと言った時の場面

記者「つまりみきお君がやったことは全て意味がなかったということ? 本当にそうかしら?」

51話

世の中には長谷部と石井は頭身自殺したということになっているが、真実は石井が長谷部を道連れにして死んだことに対し、このことは記事にしないと念を置き

記者「私が知りたいことはそんなことじゃないから・・・」「結局世の中の人の納得いく結果が、事実になるということかしらね」

69話

ネズへのインタビューでみきおの目的が「いろいろな物に支配されるなって言いたかった」という話から、

ネズ「いじめられていたことに束縛されなくていい、友達だったからってずっと友達でいる必要もない」

記者「そして顔も持たずに飛び交う無責任なことばにも」「でも皮肉ね」「今、私たちが活きる上で大切なことをあんな殺人鬼から教わるなんてね」

 

記者の伝えたかったこと=作者が伝えたかったこととも受け取れますね。

そしてそれは、世の中に溢れた情報の不確かさと、それに踊らされ、支配され続けている現代人への警鐘ということなのでしょうか。

 

次週が最終話です。

 

『なれの果ての僕ら』最終話ストーリー&考察
マガポケ(2021/07/07更新)で連載の『なれの果ての僕ら』最終話のネタバレストーリーをまとめて考察しました。
タイトルとURLをコピーしました