週刊少年マガジン(2020/05/20発売号)連載の『なれの果ての僕ら』18話のネタバレストーリーと考察についてまとめました。みきおの別の目的とは?
『なれの果ての僕ら』18話ネタバレストーリー&考察
事件概要
1話の冒頭で事件の概要・被害などが語られています。
首謀者である夢崎みきおは同窓会と称して、四ノ塚小学校元6年2組のクラスメイトたちを呼び集め監禁。
事件発生直後に1名(タカポン)が硫酸による科学熱傷及び呼吸困難により死亡。
その日のうちに更に2名(小清水唯・相沢すみれ)が毒物による中毒死。
事件2日目。仲間同士で殺し合いを始め、1人(坂本)が頭部が砕け散り、←18話はココ!
2人は内蔵が破裂して死亡。
そして首謀者である夢崎みきおも死亡。
その日の夜、2名が投身自殺。死体は全裸で抱き合っていた。
事件3日目。激しい争いが発生し、2名が死亡。
発生から52時間23分後に機動隊の突入をもって解決された。
事件解決までに命を落とした者は計12名
概要では死んだ人数が11人ですが、計12名となっているのは、みきおが事件よりも前に殺害した谷口純太の人数も含まれているからだと思われます。
クラスメイトやその死因に関しては違うページでまとめています。
ネタバレストーリー
前回あらすじ
みきおはネズだけを呼び出して、盗聴されている可能性を示唆する。
詳細は↓
18話あらすじ
- みきおは自分の実験を乗っ取ろうとしている人物がおり、未来の可能性が高いとネズに告げる。
- 次の実験で乗っ取り犯人をあぶりだすと宣言
- みきおが乗っ取りの可能性に気づいたのは第2実験以前
- 二者面談実験が始まり、嫌いな人と気になる人を聞き出す。
- 石井礼夏の嫌いな人は月岡小紅で、気になる人は安藤いろは。
- 事件の後日談としてみきおには別の目的があったことが判明。
考察・実験の乗っ取りに気づいた理由
みきおがネズに耳打ちをして呼び出したのは10話で学級裁判が行われた時です。
つまり、みきおが実験を乗っ取ろうとしている人物がいたと気づいたのはそれ以前ということですが、みきおにとって予想外のこととは、毒瓶が盗まれたことだと思われます。
毒瓶を盗んだのは桐嶋未来と山口茉莉花でしたが、もしかすると未来が盗んで山口に渡したという可能性を考えているのかもしれません。
未来では無いにしろ、 毒瓶を盗んで殺意を持った人物に渡すことで、殺人を教唆した人物が他にいる とも思えます。
考察・石井礼夏の気になる人が安藤いろはの理由
安藤いろはは、1日目夜に行われた監獄実験でネズと同じチームだった女の子で、その後石井を気遣って、一緒の部屋で寝たメンバーです。
つまり、1日目夜に二人の間で何かが起こったということでしょう。
1日目の夜には坂本が殺されていることから、その件と関わっている可能性もあります。
考察・みきおの別の目的とは
10月に行われた月岡小紅への事情聴取で、みきおには実験以外に何か別の目的があったと言われています。
18話でみきおは 「この実験の結果を後に好評することで世の中を変えられる」 と発言しています。
そして、みきおは毒物リレー実験の時にイジメの加害者と被害者をぶつけたり、同調圧力が大嫌いだと発言するなどイジメを嫌悪している傾向が見て取れることから、みきおの目的はイジメの根絶にあるような気がします。
今後は乗っ取り犯は誰か、坂本を殺した人物は誰かに焦点が当たってくると思います!楽しみです。