週刊少年マガジン(2020/04/01発売号)連載の『なれの果ての僕ら』12話のネタバレストーリーと考察についてまとめました。監獄ロックでロックンロール実験のルールや班分け、各リーダーに関してまとめました。
『なれの果ての僕ら』12話ネタバレストーリー&考察
事件概要
1話の冒頭で事件の概要・被害などが語られています。
首謀者である夢崎みきおは同窓会と称して、四ノ塚小学校元6年2組のクラスメイトたちを呼び集め監禁。
事件発生直後に1名(タカポン)が硫酸による科学熱傷及び呼吸困難により死亡。
その日のうちに更に2名(小清水唯・相沢すみれ)が毒物による中毒死。←12話はココ!
事件2日目。仲間同士で殺し合いを始め、1人が頭部が砕け散り、2人は内蔵が破裂して死亡。
そして首謀者である夢崎みきおも死亡。
その日の夜、2名が投身自殺。死体は全裸で抱き合っていた。
事件3日目。激しい争いが発生し、2名が死亡。
発生から52時間23分後に機動隊の突入をもって解決された。
事件解決までに命を落とした者は計12名
概要では死んだ人数が11人ですが、計12名となっているのは、みきおが事件よりも前に殺害した谷口純太の人数も含まれているからだと思われます。
クラスメイトやその死因に関しては違うページでまとめています。
ネタバレストーリー
前回まで
みきおによってスタンフォード監獄実験を模した新しいゲームが提案される。
詳細は↓
12話あらすじ
- 各班のリーダーと副リーダーを集めたみきおが「監獄ロックでロックンロール実験」を開始。
- リーダーである看守が囚人に危害を加えるとポイントが貯まり、1番ポイントの高い班は明日の実験を免除される。
- みきおは先生に対して特にあたりが強い。
- しょーやんが小清水の死体を窓から投げ捨てて脱出できるかを確かめる。
- 月岡はペナルティとしてしょーやんを殴る。
「監獄ロックでロックンロール実験」のルールに関してはは考察にてまとめました。
監獄ロックでロックンロール実験
みきおが考えたスタンダード監獄実験と囚人のジレンマを合わせた実験です。
ルール
・リーダーと副リーダーは看守、残りのメンバーは囚人とする。
・看守は囚人に対して何をしてもいい
・看守が囚人に対して与えた肉体的ダメージに応じてポイントを獲得できる
・1番ポイントが低かったグループの看守は殺される
・1番ポイントが高かったグループは明日の実験を免除される
・全グループが何もせずに0点だった場合は残りの全実験を中止して開放される
顔を殴る・・・10P
骨を折る・・・50P
爪を剥ぐ・・・70P
殺す・・・1000P
その他にもポイントがあるようです。
班分け
囚人のジレンマとは
囚人のジレンマとは、お互い協力する方が協力しないよりもよい結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなる、というジレンマです。
今回の場合、お互いの看守側が協力し合って誰にも暴力を振るわずに0点を獲得すれば開放されるにもかかわず「他のチームが出し抜くんじゃないか?」「他のチームがもしも暴力を振るったら、自分が殺されてしまう」という疑心暗鬼によって、チーム間の協力をすることができずに暴力を振るってしまうというのがこのジレンマに該当します。
既に月岡小紅が暴力を振るってしまったので、今後は暴力が加速していくことでしょう。
13話のネタバレストーリー&考察はこちら↓