別冊マガジン(2020/02/07発売号)掲載の「100万の命の上に俺は立っている」45話のネタバレストーリーと考察・感想をまとめました。
【100万の命の上に俺は立っている】45話ネタバレ考察!
いよいよ、6週目のクエストもクリア間近となってきた「100万の命の上に俺は立っている」ですが、45話では四谷と箱崎の考え方の違いがぶつかります!
ネタバレストーリー
前回まで
6週目のクエストに突入していた四谷たち。
クエスト内容は 「ゴールディア王国における1年後の”虹の階段”常用者を3%未満にすること。期間90日」
王国内で麻薬”虹の階段”を販売しているマフィアの討伐が難しいと感じた四谷たちはその配給元である隣国に行き、麻薬カルテルを討伐。
その後、ゴールディア王国に戻ってきた四谷たちは、マフィア討伐に取り掛かります。
44話の詳細あらすじはこちら↓
45話ネタバレストーリー
- 捕まえたマフィアから拠点の場所を聞き出す。
- 王国の協力をあおぎ、いっせいに拠点を制圧。
- ボスを見つけた四谷が殺そうとするが、箱崎が懸命に阻止する。
詳細は考察で!
考察
マフィアの拠点を聞き出した方法
四谷は生物魔法で「言葉の説得力を上昇させる」魔法を使うことができます。
ただしこの魔法は威力が弱いため、ゴールディア王国にいる魔法使いの力を上乗せさせて効果を相乗させ、拠点の位置を聞き出すことに成功しました。
拠点制圧作戦
王国の助けを借りて、複数あるマフィア拠点の周辺に警備兵を配置し、住民の外出を禁止します。
そして、一斉に検挙するという方法を取りました。
ただし、捉えたマフィアたちの中にはボスの姿を見つけることができず。
ですがここで箱崎が活躍します。
箱崎は捉えられたマフィアの中に、麻薬中毒者が混ざっていたことに気づきます。つまり替え玉です。
ですが、替え玉を用意する暇はなかったはず。
つまり、検挙に向かった兵士がマフィアとつながっていたというわけです。
ボス発見
ボスを発見した四谷は怒りに囚われ、ボスを殺そうとしますが、箱崎が止めに入ります。
箱崎は 「罪を犯した人間が誰も許されない世界は地獄だよ」 と説得。
しかし四谷は 「罪を犯した人間が許されない世界は理想郷」 だと語ります。
箱崎の「自分の未来を閉じないで」という悲痛な叫びにより、四谷はボス殺害を断念します。
まとめ
罪を犯した人間が許される世界と許されない世界、どちらが地獄でどちらが理想郷なのか、これは作中の大きなテーマだと思います。
「全ての命は平等ではなく公平だ」というのは四谷が常に発している言葉で、命に優先順位を付けるのも四谷が毎回行っていることです。
箱崎は四谷が信じる理想郷には四谷自身が入っていないことを知っているからこそ「自分の未来を閉じないで」と発言したのでしょう。
普通の少年漫画ならば、罪を許すという結論に至ると思います。
ですが「100万の命の上に俺は立っている」は良い意味で普通の漫画とは一線を画しています。だからこそ、この漫画が導き出す結論が楽しみです。
次回はいよいよ6週目のクエストが完結します。つまりゲームマスターに新しい質問ができるということです!どんな質問をして、どんな回答が返ってくるのか、待ち遠しいです。
46話のストーリー&考察はこちら