漫画を買うなら電子書籍と紙書籍どちらが良い?【漫画好きが考えてみた】

考察
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電子書籍の売上が毎年増加するなか、紙書籍は下降現象にあります。では、コミックに関しては紙と電子、どちらが良いのでしょうか?漫画好きである管理人が考えてみました。

漫画を買うなら電子書籍?紙書籍?

誰もがスマートフォンを持つ時代。

大手出版社は漫画アプリで無料漫画が配信されたり、Amazonでは「Kindle Unlimited」といった定額読み放題サービスも出ています。

紙書籍派だった人も電子書籍から目を背けることが難しいでしょう。

逆に電子書籍派の人もそのデメリットを理解して使っているのでしょうか?

結論

最初に結論を言ってしまうとこのようになります。

永久保存版として買うなら⇒紙書籍

お得に量を買うなら⇒電子書籍

紙が永久保存?と疑問に思う人もいるでしょうが、電子と紙なら紙が永久保存です。

それぞれのメリット・デメリットを交えて解説します。

紙書籍

紙書籍は永久保存版。つまり本当に大好きな漫画を買うときにオススメします。

紙はもろいという印象があるかもしれませんが、古書店に行くと100年前の本が売られていたります、あなたが生きている間くらいは余裕でもちますよ。

だからこそ、紙書籍は永久保存版です。

メリット

・愛着がわく

物理的に目の前にある物と、電子上で目の前にない物であれば物理的な物に愛着がわくのは当然です。

実際の犬・猫のようなペットとたまごっち、どちらを愛せるか?と考えてみたら簡単にわかると思います。

また、本棚に並んであると受動的に視界に入ってくるので読みたくなってきますよね。

・漫画を本当に楽しめる

漫画に関して言えば、本当に楽しめる読み方は絶対に紙書籍です。

なぜなら、漫画は 見開きで読むようにできている からです。

見開き2ページを使って大きく表現したり、コマの割り方も強く印象を与えたい情報は右上に描いたりとページをめくった時の印象を意識して作られています。

また、単行本では裏表紙におまけ漫画が書いてあったり、帯に力を入れていたりもします。

漫画の魅力を100%で味わいたいならば紙書籍です。

・財産になる

紙書籍の場合、購入した本は財産になります。

読まなくなったら中古で販売することもできますし、子供に残すこともできます。

デメリット

・スペースをとる

最大のデメリットは、保管スペースをとってしまうことです。

スペースは有限です。漫画を1,000冊以上持っていたら部屋が占領されてしまうことでしょう。

・劣化する

しっかりと管理をしていれば、読めないほどの致命傷を負うことは滅多ありませんが、それでも紙は劣化します。

色ばんできたり、ホコリをかぶったり。

ある程度の劣化に関しては受け入れる必要があります。

電子書籍

電子書籍は低価格で購入することができて、大量に保管しておけるので、多くの漫画を持ちたい人にオススメです。

ですが財産にはならないので、デジタル媒体だから永久保存できるという考えを持っている人は気をつけてください。

メリット

・タブレット一つで大量に保管できる

電子書籍の最大の利点は スペースを取らずに保管できる という点です。

何千冊の漫画を購入しても、タブレットひとつで読むことができます。

外に持って行く時も簡単で、移動中に読むのも楽ですね。

・劣化しない

デジタルコンテンツなので劣化せず、いつ読んでも最新の状態というのも良い点です。

紙書籍であれば、ご飯を食べながら読むのに抵抗がある人もいるでしょう。汁が飛んだりしますから。

ですが、デジタルコンテンツなら、タブレットが汚れても拭けばOK!

・安価で購入することができる

電子書籍は紙書籍よりも安く購入することができます。

『ONE PIECE』94巻をAmazonで購入しようと思った場合紙⇒484円、電子⇒460円と安く購入できます。

他にもFODプレミアムという定額制サイトを使うことでポイントキャッシュバックサービスなどを利用できて、より安くコミックを購入することができます。

実質無料で購入できたりもしちゃいます。

デメリット

・愛着がわかない

実体の無いものに愛着がわきにくいのは当然なことです。

電子書籍は能動的に、つまり自分から動いてアプリを開かないと漫画と触れ合うことができません。当然ですね。

・財産にならない

ここが最大のデメリットです。

電子書籍は購入したサイトでしか読むことができません。

ということは購入した電子書店が倒産したり、運営会社がアプリを停止したり、出版社が途中で電子書籍の配信を中断したら読めなくなってしまうということです。

その場合ポイントで返還されたりもしますが、購入したはずの書籍が読めなくなることもあるそうです。

つまり実質は 無期限レンタル状態 なのです。

Amazonなどの大企業なら安心できますが、20年後50年後どうなっているかわかりませんよね。

 

まとめ

これらの観点から考えて、本当にお気に入りで何度も読み返す漫画は『紙』で購入。

お試しや量の多い漫画は『電子』で購入。

というのが管理人が出した結論です。

紙と電子の良いところ悪いところを理解して、うまく共存しながら購入しましょうね。

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