週刊少年マガジン(2020/07/29発売号)連載の『なれの果ての僕ら』28話のネタバレストーリーと考察についてまとめました。坂本殺人に関して考察してみました。
『なれの果ての僕ら』28話ネタバレストーリー&考察
事件概要
1話の冒頭で事件の概要・被害などが語られています。
首謀者である夢崎みきおは同窓会と称して、四ノ塚小学校元6年2組のクラスメイトたちを呼び集め監禁。
事件発生直後に1名(タカポン)が硫酸による科学熱傷及び呼吸困難により死亡。
その日のうちに更に2名(小清水唯・相沢すみれ)が毒物による中毒死。
事件2日目。仲間同士で殺し合いを始め、1人(坂本)が頭部が砕け散り、
2人は内蔵が破裂して死亡。←28話はココ!
そして首謀者である夢崎みきおも死亡。
その日の夜、2名が投身自殺。死体は全裸で抱き合っていた。
事件3日目。激しい争いが発生し、2名が死亡。
発生から52時間23分後に機動隊の突入をもって解決された。
事件解決までに命を落とした者は計12名
概要では死んだ人数が11人ですが、計12名となっているのは、みきおが事件よりも前に殺害した谷口純太の人数も含まれているからだと思われます。
クラスメイトやその死因に関しては違うページでまとめています。
ネタバレストーリー
前回あらすじ
みきおは誰が誰を嫌っているかを発表する。しょーやんがもっとも不要だと突きつけられ、壊れる。
27話時点の詳細は↓
28話あらすじ
- 壊れたしょーやんが屋上へ。
- 屋上には坂本を殺害したと思われる消化器があった。
- しょーやんは安藤を殺そうとするが溝口が助け、次に葉月を殺そうとするが早乙女が、雨宮を殺そうとするが委員長がかばう。
- しょーやんに手を差し伸べようとしたネズを強襲する……!
内臓破裂で死亡するのは?
後のシーンで月岡の証言からもここで誰かが死ぬということで間違いなく、1話であった事件詳細の『内臓破裂』はここで起きそうです。
ネズはこの後で、みきおに対して銃を突きつけている描写が1話で描かれているため、ここでネズが死ぬことはありません。
では誰がネズを庇って死んだのか予想してみます。
予想① 桐嶋未来
巻末に次号『大好きだよ』に続くとあったことから、ネズの彼女である桐嶋未来がネズを庇って死ぬのでは?という意見が多く見られますがここでヒロイン離脱はさすがに早いと思います。
一応未来が実験を乗っ取ろうとしている疑惑が残っていますし。この疑惑を解消するまでは死ぬことはないと思います。
予想② 雨宮鈴子
やはり『大好きだよ』からネズに好意を寄せているように思われる雨宮という説もちらほら。
ただし、雨宮に関しては黒田との確執(黒田が雨宮を嫌いな人に選んだことに対して嫌悪感をあらわにした)に関して解明されていないです、まだまだ裏がありそうなので少ないかもしれません。
予想③ 早乙女菊也
後日談として月岡小紅が「あの人が死ななかったら未来も少しはマシになったかも」と語っています。
ここでの「未来」は桐嶋未来ではなくFutureだと思います。
そこでネズ以外でクラスメイトから信頼が厚く、ネズをかばいそうな人物として早乙女くんという可能性が見えてきます。
と予想したものの、ぶっちゃけ先生という可能性もありますし、誰でもおかしく無いですね。
坂本殺人事件概要
坂本殺人に関する情報が追加されたのであらためてまとめておきます。
① 殺害場所は屋上。
② 凶器は消化器で頭部は破壊させた。
③ 犯人はわざわざ遺体を運び、血を拭き取っていた。
④ 死後硬直から考えて殺害時刻は深夜2時頃。
疑問点① なぜ頭部を破壊したのか
頭部を破壊するための理由としていくつか考えられます。
一つは 死体の被害者を偽造するため です。坂本ではなく、違う人が殺されていて、坂本が死んだと思わせるために頭部を破壊して服をきせかえたということです。
ただし、残りのメンバーから考えると殺害されたのは坂本の可能性が高いでしょう。
もう一つは 犯人に繋がる証拠を隠すため です。
頭部付近に犯人に繋がる証拠が残ってしまったため、それを隠すために頭部を破壊したという理由です。もしくは頭部に違った死因が隠されており、それを隠すためとも考えられます。この理由がもっとも強そうです。
例えば坂本を殺害したのは女性ですが、それを隠すためにあとから頭部を破壊して男性の仕業に見せかけたという可能性もありますね。
その他にも 皆に恐怖を植え付けるため や 深い恨みを晴らすため と言った理由も考えられます。
疑問点② なぜ遺体を運んだのか?
これに関してはやはり 犯人に繋がる証拠を隠すため というのが考えられます。
ということは、屋上には犯人が残した証拠が残っているのではないでしょうか。
今後屋上を調べることによって、坂本殺しの犯人が判明するかも・・・。
とりあえず、次号は誰かが内臓破裂ということなので注目していきたいですね。