週刊少年マガジン(2020/07/22発売号)連載の『なれの果ての僕ら』27話のネタバレストーリーと考察についてまとめました。嫌いに選んだ人から考察していきたいと思います。
『なれの果ての僕ら』27話ネタバレストーリー&考察
事件概要
1話の冒頭で事件の概要・被害などが語られています。
首謀者である夢崎みきおは同窓会と称して、四ノ塚小学校元6年2組のクラスメイトたちを呼び集め監禁。
事件発生直後に1名(タカポン)が硫酸による科学熱傷及び呼吸困難により死亡。
その日のうちに更に2名(小清水唯・相沢すみれ)が毒物による中毒死。
事件2日目。仲間同士で殺し合いを始め、1人(坂本)が頭部が砕け散り、←27話はココ!
2人は内蔵が破裂して死亡。
そして首謀者である夢崎みきおも死亡。
その日の夜、2名が投身自殺。死体は全裸で抱き合っていた。
事件3日目。激しい争いが発生し、2名が死亡。
発生から52時間23分後に機動隊の突入をもって解決された。
事件解決までに命を落とした者は計12名
概要では死んだ人数が11人ですが、計12名となっているのは、みきおが事件よりも前に殺害した谷口純太の人数も含まれているからだと思われます。
クラスメイトやその死因に関しては違うページでまとめています。
ネタバレストーリー
前回あらすじ
「花いちもんめ改」実験中。
最後の天使側・梶原がしょーやんを不要な人物として選んだところで終わる。
26話時点の詳細は↓
27話あらすじ
- 梶原がしょーやんを不要な人物に選び、しょーやんが最後に残る。
- みきおはこの選択を「みんなの善性が証明された」と語る。
- 実験の目的は身勝手な行動は正しいとは限らない正義感によって袋叩きにあうということの証明であった。
- みきおは罪人側を選ぶきっかけとなった、誰が誰を嫌っているかの表を見せる。
- しょーやんはみんなから必要とされていないという現実に壊れる。
嫌いな人表
月岡としょーやんを選ぶのは今までの言動をみていると当然でしょう。
気になるのはふたり以外を選んだ人たちの理由です。その他を選んだ人たちの関係性に関してもまとめました。
月岡を嫌いに選んだ人
石井→月岡
長谷部→月岡
しょーやん→月岡
梶原→月岡
しょーやんを嫌いに選んだ人
桐嶋→しょーやん
委員長→しょーやん
安藤→しょーやん
葉月→しょーやん
倉本→しょーやん
早乙女→しょーやん
山口→しょーやん
自分自身を選んだ人
ネズ→ネズ
先生→先生
月岡→月岡
月岡が自分を嫌うのは反省ということでしょう。
ネズに関しても今まで何度も描かれてきた過剰なまでの自己犠牲精神から納得できます。
先生も唯一の大人なのに何もできないことへの自己嫌悪ということでしょうか。
その他
犬飼→溝口
直接的な関係性はわかりませんが、犬飼は23話で安藤が罪人であった溝口を必要な人として選んだときに「ほらよかったな」と声をかけています。
自分が嫌いな人と選んだ人物に対して助かったら「よかったな」と声をかけることに違和感がありますね。
溝口→長谷部
長谷部は石井をリンチしたときに月岡&しょーやんと同じく中心人物だったので納得です。
雨宮→桐嶋
雨宮はネズに対して好意を持っているような描写があったので、ネズの彼女である桐嶋を嫌いな人として選んだと思われます。
黒田→雨宮
黒田と雨宮は最初の実験「毒物リレー」で隣の教室へ行っていかがわしいことをしたと思われている2人です。
その黒田が雨宮を選んだということは、あの時のやりとりが関係していると思われます。
隣の教室で行った直接的な描写がなかったことからも、ただ単に性的なことをしていたわけでは無いのか?
水野→黒田
黒田は雨宮に対して性的なことをしたという疑いから嫌われているようなので、水野が選んでも不思議ではありません。ただ、女子生徒が黒田を選ぶならわかりますが、水野が黒田を嫌っているのには少し違和感があります。
小山内→山口
山口は小山内の親友・相沢を毒殺しているので、嫌いな人と選ぶのは妥当ですね。
及川→水野
水野に陰キャラ扱いされた。
誰が誰を嫌いか分かってしまったことで今後クラスメイト内でもいざこざが発生しそうですね・・・。
さらに壊れたしょーやんが今後復讐に走るのかも気になるところです。