マガポケ(2021/3/17更新)で連載の『なれの果ての僕ら』59話のネタバレストーリーをまとめて考察。見取り図から噓つきを探してみました。
『なれの果ての僕ら』59話ネタバレストーリー&考察
事件概要
1話の冒頭で事件の概要・被害などが語られています。
首謀者である夢崎みきおは同窓会と称して、四ノ塚小学校元6年2組のクラスメイトたちを呼び集め監禁。
事件発生直後に1名(タカポン)が硫酸による科学熱傷及び呼吸困難により死亡。
その日のうちに更に2名(小清水唯・相沢すみれ)が毒物による中毒死。
事件2日目。仲間同士で殺し合いを始め、1人(坂本)が頭部が砕け散り、
2人(桐嶋未来)は内蔵が破裂して死亡。
そして首謀者である夢崎みきおも死亡。
その日の夜、2名(石井礼夏・長谷部弘二)が投身自殺。死体は全裸で抱き合っていた。
事件3日目。激しい争いが発生し、2名が死亡。←59話はココ!
発生から52時間23分後に機動隊の突入をもって解決された。
事件解決までに命を落とした者は計12名
概要では死んだ人数が11人ですが、計12名となっているのは、みきおが事件よりも前に殺害した谷口純太の人数も含まれているからだと思われます。
クラスメイトやその死因に関しては違うページでまとめています。
ネタバレストーリー
前回あらすじ
安藤と倉本が屋上で火災を起こして、消防車を呼んだ
詳細は↓
59話あらすじ
- 消防隊員が学校を訪れる。
- ネズは人質をとって、消防隊を追い返し、未来殺しの犯人捜しを再開
- 犬飼が第三者がいるという説を提案
- 会話からネズが噓つきを発見する
【考察】噓つきは誰?
59話での会話の流れ
- 犬飼が第三者の存在を提唱
- 倉本が三日間隠れるのは不可能だと否定。
- 委員長が乗っ取り犯のこともあるし、第三者の可能性を考えてみても良いと提案する。
- 早乙女が東校舎に第三者がいる可能性を提案。
- 犬飼が昨夜に東校舎で脱出口をくまなく探したが第三者はいなかったと発言(女子トイレも)
- 西校舎の女子トイレは東校舎から先に戻った水野が探していた。
55話での証言
21時30分
・水野・犬飼・溝口が東校舎へ
・葉月が調理実習室
・早乙女が調理実習室前で廊下を見張り、21時30分から50分までは誰も廊下に居なかったと証言
詳しい見取り図などの配置はこちら⇒『なれの果ての僕ら』校舎の見取り図・死体の場所・事件当時の配置
噓つきは早乙女?水野?犬飼?
今回水野が 東校舎から先に戻って西校舎の女子トイレを探索した という証言は55話で早乙女が言っていた 21時30分から50分までは誰も廊下に居なかった という証言と矛盾します。
つまり、次の可能性が考えられます
① 水野が東校舎探索組(犬飼・溝口)よりも先に戻ってきて図書館付近のトイレを探したのが嘘
② 早乙女が廊下を見張っており、誰も廊下を通っていなかったというが嘘
③ そもそも水野と早乙女が結託している
水野と早乙女のどちらか、もしくは両方が嘘をついている。
また犬飼が言っていた東校舎からこっちの校舎(西校舎)を見て人がいたらわかるという発言は、調理実習室で脱出口を探していたという葉月の発言とも矛盾します。そうなると、そもそも犬飼の発言自体に信憑性がないということにもなってきます。
今のところ早乙女が廊下を見張っていたという発言が嘘の可能性が高そうです!
未来がみきおを殺害したのが20時56分。そのあとにみんなと合流しなかったことが、未来殺害に関係ありそうな気がします。