漫画『テセウスの船』全10巻までの作中で2度のタイムスリップを行い過去改変を行ったので、元々の歴史、1度目のタイムスリップ、2度目のタイムスリップで変わったことを時系列にしてまとめました。
『テセウスの船』過去改変まとめ
漫画『テセウスの船』は集団殺人犯の息子として育ってきた田村心がタイムスリップしたことで、集団殺人の真犯人を突き止めていくというストーリーです。
パソコンで見ると横並びになって分かりやすくなっています。
過去改変前
1月7日(土)
佐野鈴(11)が自宅の屋根を除雪していた所転落。雪に全身が埋まり意識を失う。
新聞配達員の長谷川翼が鈴を見つけて病院へ運んだ。命に別状は無かったものの凍傷により顔にあざが残った。
1月7日(土)
三島医院の次女・千夏(5)が自宅の倉庫でパラコートを誤って飲み死亡。
1月12日(木)
木村さつき(30)の父親、木村敏行が車を運転中に事故にあう。
2月5日(日)
村の住人、田中義男(90)が自宅で死亡。田中は心臓に持病があり、一人暮らし。死因は心臓発作であり、発見したのは近所に住む少年。
2月12日(日)
佐々木家の飼い犬が死んでいるのを佐々木紀子が発見。犬の死因は不明。
3月11日(土)
木村さつきが全治3週間の骨折。
3月12日(日)
音臼小に通う三島明音(11)が行方不明に。この日三島明音はクラブを終えた後、夕方に下校。
クラブ顧問であった木村さつきが骨折のため、送れなかった
3月22日(水)
三島明音が発見されることはなく、三島明音を家まで送らなかった木村さつきが非難をあびる。
4月6日(木)
佐々木紀子が自殺。死因は青酸カリ中毒だった。
佐野文吾は三島明音の事件で紀子を事情聴取していた。
6月24日(土)
音臼小お泊まり会のパーティで出されたオレンジジュースに青酸カリが混入され、教師児童合わせて21人が死亡。
1度目のタイムスリップ
1月7日(土)
佐野鈴(11)が自宅の屋根を除雪していた所転落。雪に全身が埋まり意識を失う。
田村心が病院へ運び、顔に凍傷のあざができることは無かった。
1月7日(土)
心がパラコートを捨てるも三島医院の次女・千夏(5)が自宅の倉庫でパラコートを誤って飲み死亡。
1月12日(木)
木村さつき(30)の父親敏行の運転中の事故を防ぐことができた。
2月5日(日)
村の住人、田中義男(90)の死亡は張り込むことで防ぐことができた。
三島明音(11)が行方不明になる。(本来なら3月12日の事件)
2月7日(火)
三島明音と長谷川翼の死体が神社で発見される。
明音は6日深夜深夜に死亡。長谷川は7日深夜に死亡していた。
長谷川は明音に乱暴した痕跡があり、明音を殺害したあとに自殺したと考えられている。
2月末
金丸刑事が崖から転落して死亡。
6月25日(日)
音臼小お泊まり会の翌朝出された牛乳の中に青酸カリが混入。21人が死亡。
死亡するはずだった人物は変わり、木村さつきも生き残る。
佐野文吾が逮捕後、妻・和子は一家心中をはかり、和子と長男・慎吾は死亡。
長女・鈴と次男・心は一命を取り留める。
~~~~~現代~~~~~
鈴は整形して、青酸カリ事件被害者のひとり加藤みきおと結婚(内縁)
加藤みきおが青酸カリ事件の真犯人だと判明
2度目のタイムスリップ
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心と未来の加藤が過去に戻ってくる。
和子・鈴・慎吾が加藤によって拉致される。
木村さつきが未来の加藤によって殺される
6月24日(土)
青酸カリ事件は起きず。加藤みきおは鈴を救出して、鈴にとってかけがいのない存在になるはずだったが失敗。
未来の心と加藤は相討ちの形で死亡し、加藤みきお少年は逮捕される。
~~~~~現代~~~~~
父・文吾は逮捕されず、心も無事に産まれる。
加藤みきおは元少年Aとして生活をしていくことに
以上が2度の過去改変をまとめたものでした。
最終巻のネタバレや考察はこちらをご覧ください。