教育者?戦術家?指導者?『監督・コーチが主人公』のスポーツ漫画5選

まとめ
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選手ではなく、監督が主人公のサッカー漫画、野球漫画、バレーボール漫画、アイスホッケー漫画を厳選してまとめました。

監督が主人公のスポーツ漫画5選

スポーツ漫画の主役は選手であることが多いです。その理由には少年たち読者が共感出来るからという点が多いでしょう。

ですが、漫画の読者年齢も上がっていき、監督に目をつける作品が出てきました。

監督は指導者であり、戦略家であり、教育者でもあります。

大人の目線で楽しめる魅力が監督漫画には詰まっているのです。

サッカー漫画

GIANT KILLING

サッカー漫画を戦術の面で捉えた漫画です。

かつては人気を誇っていたサッカーチーム・ETU(East Tokyo United)だが、日本代表のスター選手・達海猛がプレミアリーグに移籍して以来低迷、客席も閑古鳥が鳴く状況が続いていた。

その状況を打破すべく、招集されたのが達海猛である。

しかも選手としてではなく、監督として。

達海は監督として手腕を振るいながら、低迷したETUを立て直していくのです。

オススメポイント

サッカー漫画はこれまで「必殺技期」⇒「リアル描写期」を経て「戦術期」へと以降しています。その「戦術」をいち早く取り上げ成功した漫画がGIANT KILLINGです。

野球漫画

ラストイニング

元詐欺師が高校野球の監督になるという異例の戦術・戦略に冴えた監督漫画です。

36年前の甲子園で初出場初優勝を果たした彩珠学院高校でしたが、現在は廃部の危機に。その低迷を救い甲子園出場を目指すために呼ばれた監督が、元詐欺師である鳩ヶ谷圭輔です。

鳩ヶ谷は高校野球連盟とは因縁もあり、爽やかな”いわゆる青春野球”を毛嫌いしています。

だからこそ、勝利に念頭を置いた勝利至上主義で選手を作り替えていきます。

オススメポイント
野球はサッカーと比べて戦術で語られることが少ないスポーツですがラストイニングを読むことでその奥深さを知ることになるでしょう。

野球選手だけでなく、指導者にこそ読んで欲しい漫画です。

ROOKIES

監督が主人公の漫画は戦術的な要素に注目したものが多いですが、ROOKIESは教育者が主人公です。

過去の不祥事によって出場停止中の二子玉川学園高校野球部は、不良の溜まり場になっていましたが、赴任してきた熱血教師・川藤幸一が不良たち一人一人と心を通わせながら野球を通して更生、甲子園出場を目指すようになるという話です。

野球版スクールウォーズと言ったところでしょうか。

オススメポイント
野球的な描写よりも、熱血教師である川藤幸一の言葉が胸に染みる作品です。

教育者としての川藤幸一の言動に注目して読んで欲しいです。

バレーボール漫画

神様のバレー

バレーボールを戦術的に捉えた作品です。

実業団の凄腕アナリスト阿月総一が主人公ですが、とある弱小中学校を全国一にすることで、全日本男子の監督になれるという条件を出され、幸大学園中学校バレー部のコーチとなります。

オススメポイント
今までのバレーボール漫画やテレビの中継では伝わらない、バレーボールの魅力を伝えてくれる作品です。

バレーボールは高校生以上になると体格が重要になり、戦術的な要素は少なくなるため、戦術でも相手を覆すことが出来る中学校を舞台にしているのも良い点です。

神様のバレーを読んでからテレビ中継を観ると、より一層楽しめますよ

アイスホッケー漫画

氷球姫×常磐木監督の過剰な愛情

花籠女学園高等部アイスホッケー部キャプテン薔薇紅羽、通称氷上の姫君。そしてそのストーカーである常盤木松明が主人公です。

常盤木は自分自身は運動音痴であるものの、紅羽をストーカーすることで培った機微を逃さずに観る目を武器に、監督に就任します。

オススメポイント
選手である紅羽と監督である常盤木がお互いに認めあい成長していく様はある意味バディ漫画のような痛快さがあります。

戦術的な要素は少ないですが、少年漫画として楽しめる作品です。

まとめ

スポーツ漫画で監督を主人公にしたことは画期的なことだと思います。

監督を主人公にすることで、より深くその競技を表現することが出来ます。

一方で作者には深い知識が求められます。

主要なスポーツ漫画ではバスケットボール漫画ではまだ監督が主人公な作品は有名作品は無いですね。

バスケは八村選手の活躍でまた注目を集めていますし、今後、バスケの監督漫画が出て来るかも?ですね。

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